NEWS

自民党農政会合で簗和生農相が陳謝 鈴木宗男氏「人としての矜持」問いただす

公開:

自民党の農業構造転換推進委員会が開かれ、新体制となった農林水産省の政務三役らが出席した。簗和生農林水産相が水田政策の見直しや予算確保について決意を述べた直後、鈴木宗男参院議員が割って入り、公職者としての姿勢を問いただす場面があった。

決意表明の直後に鈴木氏が介入

簗農相は冒頭の挨拶で、水田政策見直しの議論本格化に触れ、現場の関心が高い単価設定や交付金要件への対応、食料安全保障の確立に向けた予算確保に取り組む姿勢を示した。

挨拶が終わると同時に、鈴木氏が発言を求めた。鈴木氏は、簗農相が世間の耳目を集める渦中にある点に触れ、政策方針を述べる前に自らの問題について触れるべきだったと迫った。「まず冒頭にお騒がせしていると一言あってしかるべきだ」「決意表明の前に人としての矜持が問われている」と語気を強め、司会進行を務めた上月良祐参院議員の対応にも苦言を呈した。

「私の不徳」と述べて陳謝し退席

鈴木氏は、就任直後のぶら下がり取材など初動対応のつまずきが不信を招いたと指摘し、周囲に応援を求めるならまず誠実な姿勢を見せるよう求めた。

指摘を受けた簗農相は再びマイクを取り、出席者に向けて以下のように陳謝した。

  • 「大変皆様方にこうした形でご迷惑、ご心配をおかけしております」
  • 「私の不徳の致すところであり、心から皆様にお詫びを申し上げます」
  • 「しっかり説明を果たし、農林水産行政の推進に支障がないよう対応してまいる所存です」

陳謝を終えた簗農相は会場を後にし、会合はそのまま議事を進めた。